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新作書こうと思うんだけど

[0] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/12 23:45
晒すから感想聞かせてくれんか?
まだ改稿前だから文章荒いけど
ツイート はてな


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[23]
2019/04/11 19:22
https://cochin.log2.jp/305408/

[22] 残念なアキマサ◆X2yNrEvUSM
2019/04/11 12:15
これが

https://ncode.syosetu.com/n1692fd/

こうなった

[21]
2018/09/13 22:31
https://cochin.log2.jp/147639/

[20] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/13 21:49
お願いします

[19] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/13 00:22
とりあえずこれで一万文字くらい

[18] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/13 00:22
>>17
「ジャンクジャックの効果は視覚に作用する。ようするにこれって、目に染みるって解釈よね? 悪食吐馬ジャンクジャックを使って涙を手に入れろ。つまりはそういう事ね」
「多分な。 ―――で、そうなるとだ。もしかしたらこの本に書かれてる儀式は1から順番にやって行くのが正しいのかもしれない
 涙入りの水に漬かるってのも、ジャンクジャック使用後って考えれば、気持ちは判らなくもないし」

「ふふ、体中にニオイがこびりつきそうだもんね」
愉快そうにハロが笑う
あれだけの強烈なニオイを全身で浴びたら、風呂に入りたいと思うのが心情だろう
「まぁ、判断材料がこれだけだから、偶然って可能性もあるけど、順にこなすってのが正攻法である可能性は高い、と俺は思う」

「そうよね。皆が皆、ヒロみたいにデタラメな強さってわけでもないんだから、正攻法があっても不思議じゃない気はするかしら。でも、それはあくまでヒロ以外なら、って話でもない?」

「どうだろうな……。俺が心配してるのは難易度の高さというより、もしかしたら正攻法の手順じゃないとクリア出来ない儀式があるんじゃないか? って事」

「正攻法じゃないとクリア出来ない儀式か……。可能性はありそうね。 ――――でも、66をクリアしちゃってる時点で今更じゃない?」

「だよな。俺もそう思う。なにより正攻法だと時間がかかるし、月光花なんかの採取が特殊なアイテムの関係上、それに間に合わせようとするとかなり無理しないといけなくなる」

「そうよね。月光花の開花なんて一月切ってるし。それ逃すと来年だもんね」

「ああ。 ――――って事で。ちょっと気になる事もあるけど、最初の案通り、時間縛りのある儀式をしながら採取系って感じが良いと思うんだ」

「いいわ。それで行きましょう」
二人が頷き合う

こうして、元の世界へと帰還する為の100の儀式が始まった

[17] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/13 00:21
>>16
「って感じの獣よね?」
確認するかの様にハロが言う

「そう。巨大な体躯と気性の荒さでクラスAに分類される生き物だ。まぁ、俺なら倒すだけなら訳はないが……、涙を手に入れるとなると難しいんじゃないかと思う。頬っぺたつねって泣いてくれるなら幾らでもつねるんだけどな」
やや間を開けた後、「あっ」とハロが何かに気付いた表情を浮かべる

「…だからジャンクジャックなのか」
「そういう事」
ハロの言葉にヒロがニヤリと笑う


[16] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/13 00:20
>>15
さて、このあまり出番の無い鑑定眼ライブラリー であるが、この魔法の上位互換と言える魔法が存在する

魔法名・妖精心眼ルビーアイと呼ばれる魔法がそれである
ライブラリー が自分の魔法限定であるのに対し、ルビーアイは他者の魔法を読み解く事が出来る

誰がどんな魔法を持ち、それがどんな効果の魔法で、どのような儀式で習得出来るのか。それらが全て把握出来るのがルビーアイ

そんなルビーアイの習得難易度は激高
何故なら儀式の条件が【妖精として生を受ける】という種族差別も甚だしいモノであるからだ

つまりは、妖精以外は習得出来ない魔法である。同時に、妖精ならば誰でも持っている魔法とも言える
ちなみにヒロは当然ながら妖精心眼ルビーアイを習得していない。どころか、ライブラリー すら持ってない
ハロがいるので覚える必要が無い

必要の無いものを、魔法ショップに高い金払ってまで覚えようとは思わないのがヒロである
ハロ様々と言えるだろう

「で? ジャンクジャックに関係する気になる事って?」
ハロの問い掛けに、ヒロは小さく頷くと、手元にある本の2ページ目を開いてハロへと向けた
そこには灰色の文字で【キンググリズリーの涙を混ぜたお湯に30分漬かる】と記されていた

「これが気になる事?」
「ああ」
「良く分かんないけど」
頬に手をあてたハロが、う〜んと本を見ながら考え込む

キンググリズリー。体長十メートルを越えるかなり大型の熊
縄張り意識が強く、縄張りへと侵入してきた者を容赦なく襲いかかって来る気性の荒い性格をしている

[15] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/13 00:14
>>14
「悪食吐馬ジャンクジャック。自分の周囲に獣の嫌がる悪臭を放つ魔法。主に視覚、嗅覚、味覚に作用する。だってさ」
ハロの説明に「だと思ったよ」と小さく肩をすくめたヒロ
それから、先程の地獄を思い出す。

想像を絶するニオイ、味
あんなものを再現する魔法など、考えただけでも背筋が震え、鳥肌が立つ。恐ろしい魔法を覚えてしまったものだ

この世界においての魔法の習得は、儀式の完了と共に即終了し使える様になる
それはどんな魔法であっても変わらない

そして、魔法の習得は、通常であれば儀式の内容と共に効果も知るのが一般的

何故なら、魔法の習得に関しては、本で学んだり、既に習得している者から儀式の手順を聞いて覚えるというのが普通だからである。だから、その魔法がどういう効果のモノか、というのは習得前から把握している

しかし、今回の様に、偶然の行動が儀式の条件と重なり、偶然魔法を覚える。という事が無い訳でもない。むしろ、新魔法などは色々と試して、その色々試した何かが、偶然に儀式の条件であった時、世の中に新たな魔法が生まれるのである。新魔法はそうやって、研究、開発する

ただ、新魔法の習得について問題となるのは、その効果が不明なところ。どんな魔法か使ってみなければ分からない、という点にある

偶然習得した魔法を安易に使用した結果、大事故に繋がる、という事も少なくない。儀式の条件が厳しい程、その危険性も上がる

そこで重宝されるのが鑑定眼ライブラリー という魔法

これは自分が習得している魔法の効果や、儀式内容を調べる事が出来る魔法であり、新魔法研究、開発を生業とする者にとっては必須魔法とも言える。

習得条件は【モノマネウサギの涙を一滴、自らの眼にさす】というモノ。さほど難しい儀式でもないし、必要アイテムであるモノマネウサギの涙も街の魔法ショップで購入出来る。ただしお値段はお高め

しかし、難しい魔法でも無いゆえか、自分の習得している魔法にしか効果がない。また、知らない魔法を習得したという状況でも無い限り、あまり出番もない

先にも述べたが、普通は効果を知った上で魔法を習得するからだ
[…全文を表示する]


[14] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/13 00:10
>>13
「本見ながら考えてみたんだけど、時間縛りがある儀式をおこないつつ、採取系をして行こうかなって思ったんだけど……。どう思う?」

「ヒロが良いと思うなら良いんじゃない? 効率厨っぽいヒロらしくて」

「効率厨って……。否定はしないけど。でさ、サッと読んだ感じだと、流石は古の魔法とでもいうべきか、採取系でも結構面倒な感じなんだよね」

「……そうね。特にこの辺。【聖者の霊薬を飲む】って儀式。これなんて材料集めるのも骨よね。御丁寧に材料と調合法まで書いてあるけど、その材料を集めるのが大変ね」

「だよな。材料として書かれてる月光花の花弁なんて、年に一回しかチャンスないしな。今年逃したら来年まで待つ事になるから、こういうのは優先して採っておきたいよな」

ヒロの言葉にハロが頷く。
月光花は、年に一度。月の極大期の日に一夜だけ咲く花である。超レアなお宝。手に入れるには、時期を絶対逃せないものだ。
「ただ……。ちょっと気になる事もあるんだよな」

「気になる事? もしかしてさっきの?」

「ああ。お前も新しく習得したんだろ?」

「ええ、覚えたわ。 ――――状態魔法・悪食吐馬ジャンクジャック。儀式内容は【クロミズオオトカゲの捕食】」

「コレってどういう魔法なんだ?」

「使ってみれば分かるんじゃないかしら?」

 ハロが悪戯そうに笑って、悪食吐馬ジャンクジャックの使用を促してきた。



「やだよ。名前で何となく想像つくから」
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[13] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/13 00:08
>>12
この世界に来て以来、俺も色々な儀式を行った。

ただ、この世界に来て1年という期間もあってか、俺は時間の掛かる魔法の習得は見送っている。

簡単に言うと、【○○を二年間身につけろ】とか、そういう長期間の時間縛りがある儀式。

条件が厳しい程、魔法の効果や性能も高いのだが、二年はちょっと長い。俺は早く元の世界に帰りたいのだ。

何故か? と問われると自分でも良く分からなかったりする。何故だか無性に帰りたいのだ。ホームシック?

そんな寂しがり屋な俺が一番最初におこなった儀式があった。

おこなったというより、知らず知らず勝手に条件を達成したのだが……。

【儀式名・異界渡り】
それが、俺が一番最初におこなった儀式

達成条件難易度はウルトラS難度の儀式で、儀式内容は【異世界に転移する】というもの

こんなもん、異世界に転移した時点で達成である。苦労も何もない。まぁ、異世界に来た事自体が苦労と言えば苦労ではあるが

ただ、この儀式。世に知られていない上に異世界に渡る方法すら未知であるからして、故に難易度は激高だ。覚えようと覚えられるモノではないのだ。

そして、この魔法は常時発動型
効果は魔力適性、及び魔力量増大。
これにより、この世界に魔導の申し子が爆誕したわけである

まぁ、いくらぶっちぎりの魔法適性や魔力量があっても、それだけでは魔法は使えない。使うには儀式が必要なので
ゆえに、訳も分からず、気付いたら異世界に迷い混んでいた俺は、迷い混んだ直後は丸腰であった。武器など持ってる訳がない。
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[12] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/13 00:02
>>10

 炎操パイロの他にも当然色々な魔法があって、例を幾つかあげると、容器は樽でも桶でも何でも良いので、10キログラム以上の水を10キロメートル運ぶ儀式で習得出来る初級の水系魔法水操ウォータ。

 同じ水系魔法の中級、水刃ウォーターカット。

 これは、中級である事と攻撃系という事もあってか、行う儀式内容は、張られた水を手刀で一万回切る、という、どこの格闘家だと思わず唸ってしまうような儀式で習得出来る。これは水が張られていれば川でも風呂でも良い。また期間も一月以内と長い。
 とにかく感謝の手刀一万回である。

 前者の水操ウォータは、手の平や指先からチョロチョロと水が溢れ出るという、有れば便利だけど戦うには役に立たないものであるのに対し、水刃ウォーターカットは水を高出力で飛ばす事が出来る。

 射程距離は手刀の回数により伸ばす事も可能。一万回なら5メートル程の射程だが、倍の二万回の手刀で射程も倍になる。

 切れ味は刃物とほぼ同等で、これも回数に応じて切れ味が多少上がる。
 手刀一万回は伊達ではないのだ。

 水刃ウォーターカットに限らず、炎操パイロや水操ウォータであっても、儀式を重複させたり条件をキツくする事で効果を高める事が出来る。手から溢れるチョロチョロの水がドボドボの水になったりするのだ。それが必要かはその人次第。

 この様に、この世界では儀式と魔法は切っても切れない関係にある。

 勿論、魔法の才能や魔力量によっては、儀式を行っても発動しない。

 逆に言えば、才能と必要魔力さえあれば、子供でも初級や中級程度は習得が出来てしまうのがこの世界の便利なところでもあり、怖いところでもある。

 魔法の才に溢れた子供が癇癪で水刃ウォーターカットを乱発する。考えただけでも恐ろしい。

 恐ろしいが、その辺りは周囲の大人次第。

 儀式の条件さえ教えなければ良いのである。偶然で手刀一万回というのはそうそうあるモノでもないだろう。


[11]
2018/09/13 00:02
つまらん

[10] 残念なアキマサ◆CTuzpchoMo
2018/09/13 00:01
>>8
「とりあえず1は終わったし、このまま順番にこなすの?」

 ハロが今後どう動くべきかを問うてきた。

「う〜ん。そうだなぁ……」
 本を手に取りパラパラと捲くりながら思考する。

 この世界の魔法、そして儀式について考える。

 魔法といえば、元いた世界では物語や映画、ゲームなんかで見られる架空の力。

 しかし、異世界へと飛ばされた今の俺には現実のモノとして確かに存在すると認識出来る。

 さて、この魔法。生まれ持った魔法の才と一定以上の魔力さえあれば誰でも使用する事が出来る代物である。

 ただ、ゲームの様にレベル上げて覚えたり、魔法陣を描いて使用したりはしないのがこの世界と架空の世界との違いとしてあげられる。

 魔法を使う方法。というか条件。

 それは儀式を行う事。

 その儀式を達成すれば、魔法を覚え、一度覚えてしまえば後は頭で念じるだけで行使出来る。複雑な呪文も陣も必要ない。

 どんな儀式を行うのかは魔法によって異なる。

 例えば、初級とも言える炎を自在に操る魔法というものがある。工夫すれば攻撃に使用する事も出来るが、基本的には生活に根付いた使い方をするのが一般的な魔法である。

 炎操パイロと呼ばれるその魔法を覚えるには、やはり初級という事もあってか簡単な儀式で覚える事が出来る。

[…全文を表示する]


[9]
2018/09/12 23:59
キモい。失せろ

[8] 残念なアキマサ@123456
2018/09/12 23:57
 しばらく二人で、嗚咽混じりに苦い不味いと仲良く叫び合い、床を転げ回った。

 世界を絶望に染め上げた魔王の城の中で、違った意味で絶望を味わう事になった二人がそこにいた。


「あんた、私を殺す気?」

 ひとしきり床をのたうち回った後、ハロは、ヒロから手渡された水筒の水をがぶ飲みした後で、ありったけの怒気をはらんでヒロへと悪態をついた。その巻き舌で吐き出された言葉がハロの怒りの大きさを代弁する様である。

「仲間だろ? 苦しい時こそ分かち合おうぜ」

 土気色をした顔のヒロが、良い台詞みたいに吐く。
「私関係ないじゃん! ただの嫌がらせじゃん!」

 ハロはぷりぷりと怒りつつ、「まだ口が痺れてる気がする」と小さく一人言を述べ、また水をがぶがぶ飲んだ。

 そんなハロの一人言に、確かに、と自身も水筒を傾けながらのヒロが心の中で同意する。



 強烈な味であった。

 こんな不味い物がこの世の中にあったのかと、そう思わせるだけの破壊力を秘めていた。数度だけ咀嚼し、無理矢理に飲み込んでからだいぶ時間が経った今でも、口の中に苦味、痺れ、生臭さが僅かに残っている。

「見ろ、ハロ。文字通り苦痛を味わったかいはあったみたいだ」

 ヒロの言葉でぶつぶつと小言を止めたハロが、本へと目を向ける。

 開いてあった1ページ目。【クロミズオオトカゲの尻尾を口にする】という文字が、いつの間にか灰色から白色へと変化していた。

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[7] 残念なアキマサ@123456
2018/09/12 23:56
>>4
「これを食えって事だよな?」
「多分ね」
「ちょっと嫌なんだけど?」
「わがまま言わない」

 へーへーと渋々ながら返事をして、ヒロはすぐさま空間拡張魔法を行使。すると目の前の空中に、音もなく白色の穴が現れる。

 空間拡張魔法。
 これは亜空間内に所持品を保管しておく事の出来る冒険者必須の魔法である。

 所持品の保管スペースとも言える亜空間の広さは人によりまちまちであるが、魔道の申し子の二つ名を持つヒロのその広さたるや、家が一軒まるごと入る程に広い。

 更に大きく出来そうではあったが、今でも最大キャパシティの3分の1程しか使っていないので必要性を感じず、それゆえ、ヒロはこれ以上の拡張を施そうとは思わなかった。

 ヒロは無遠慮にその穴の中に手を突っ込むと、すぐに引き抜いた。

 その手には10センチ程の長さをし、からっからに干からびた黒水大トカゲの尻尾の先端がしっかり握られている。

 臭い。拡張空間から取り出した途端、辺りに生ゴミの様なニオイが充満した。

「……これを食えってのか?」
 ゴミでも摘まむ様に目の高さまで持ち上げたソレを、嫌悪を隠そうともしない表情でヒロが愚痴る。 
「気合いよ、気合い」
 痙攣でもしているかの様に、口の端をピクピクさせた半笑いのハロの口から放り出されたまるで心のこもっていない応援の言葉。

 くそ……。他人事だと思って……。

 ヒロは大きく息を吐いて気合いを入れると、堅く目を瞑り、そうして、干物化された尻尾を口へと放り込んだ。

[…全文を表示する]


[6]
2018/09/12 23:56
結末だけ書いて

[5]
2018/09/12 23:56
思うだけどじゃねーよ

こんなところに晒すな

[4] 残念なアキマサ@123456
2018/09/12 23:54
>>3

 ひとしきり笑った後、ハロは床に広げたままの本の前にふわりと降り立った。

「さっきヒロも言ってたけど、私もこの本に書かれてる条件のひとつひとつが、帰還魔法を得る為の儀式の条件ってのは正しいと思う」

「ふむふむ。その根拠は?」

「え〜っと」
 と、唸りつつ、ハロが本のページをパラパラと捲っていく。

「あった」

 しばらく本を捲っていたハロが、とあるページで捲る手を止めた。

 ヒロがそのページに視線を落とし、書かれている内容を読み上げる。

「え〜っと、妖精との契約を結ぶ、か?」

「うん」

「あれ? この条件だと、俺って既にハロと契約結んでるから達成してるって事で良いのかな?」

「多分ね。これのひとつ前のページに戻るんだけど」
 よいしょと小さく言って、ハロがページをひとつ戻す。


「ほら、こっちのページ見て何か気付かない?」

 ハロに問われて、ふむ、と本を眺めたヒロがすぐに二つの違いに気付いた。
[…全文を表示する]


[3] 残念なアキマサ@123456
2018/09/12 23:53
>>2
 ヒロの目的は元の世界への帰還。

 それは旅の最初からハロも理解していた。覚悟もしていた。それでも、ヒロの力になろうと旅に同行したのだが、いざその時になると、魔王を倒した喜びと、別れなければいけない寂しさが同時に訪れ、ハロは泣いた。ポロポロ泣いた。

 しかし、二人の冒険の終着点であったはずのそれは、終着点どころか通過点でしか無かった様だ。

 魔王の討伐という命懸けの一大イベント。

 てっきりヒロもハロも、魔王を討伐すれば帰れるものだと思っていた。だからこそ、魔王を倒した後に、「これでお別れだな」なんて事を言って別れを惜しんだのだ。

だと言うのに、突き付けられたのは実際はまだ冒険が続くという現実。

 恥ずかしい。二人で感動と哀悲をたっぷりぶつけあったあれはなんだったのか。その気不味さといったら筆舌に尽くしがたいものがある。

 ヒロは、照れ隠しでぽかぽかとヒロの身体を叩くハロに優しい目を向け小さく笑った後、「さて、ハロくん」と口を開く。

 それでハロは叩くのをやめて、聞く態勢へと意識を移す。



「ちょっとこの儀式について、今後についてを話し合う」

 ヒロがそう言うと、ハロが得意気に胸を張った。


「ふふ〜ん。このハロ様に任せなさい! ホント、ヒロは私が居ないとろくにアイデアのひとつも出さないんだから」

「頼りにしてますハロ様」

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[2] 残念なアキマサ@123456
2018/09/12 23:52
>>1

「なぁ、ハロ。もしかして、これを全部やって初めて1つの儀式って事かな?」

 本を捲りつつ、傍らの妖精ハロに尋ねる様にヒロが口を開いた。



「……たぶん」

 自信無さげな顔をしたハロがヒロの問い掛けに答えた。

「まさか、事ここに来て、最後の最後にこんな面倒くさそうな儀式が用意されているとは……」

 ヒロが落胆し、大きな溜め息をつく。

「一年でここまで来れたんだから、ヒロなら楽勝だよ」

 そう言ってハロが肩を落とすヒロを慰めた。

「そうだな……。なんだかんだでここまで来たんだしな」

「そうそう、前向き前向き。 ――――それにさ」

 ハロはやや顔を赤らめて、モジモジと照れた様な仕草をしながらヒロを見た。



「しばらくは、また二人で冒険出来るし……」

[…全文を表示する]


[1] 残念なアキマサ@123456
2018/09/12 23:49
今日この日。

 棺の時代と呼ばれた暗黒の時代が終わりを迎えた。

 魔王と呼ばれ、人々を恐怖と絶望に陥れし、時の支配者暗黒王クロノスが死んだのだ。

 世界中を巻き込み、多くの人々が命を落とした幾年にも続いた戦火は、今日この時をもって終わった。

 それは、人々が長年夢見た平和な時代への幕開けでもあったのだ。







 厚い黒雲に覆われた城がある。

 天空に浮かぶその城は暗黒王クロノスの居城。

 しかし、それも今は過去の事。城の主であるクロノスはこの世から消え、風の向くまま気の向くままに空を流れる城だけが残った。



 その城の中。

 大きな城の中で、最も広い玉座の間の中心に胡座をかいて座る一人の青年の姿があった。

 青年の名は、ヒロ。

[…全文を表示する]



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