究極交流掲示板

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[31]
2014/07/31 06:44
第17話「普通の人々A」

ーー01時00分 D-1地点ーー

漆黒爆笑は1時間前の定時放送を聞いた後に突然腹部が痛くなった為、
現在D-1地点に存在する校舎2階のトイレの個室に居た。洋式の便座に座り、ズボンを膝の辺りまで降ろしている。

非日常である今の状況下でも排泄はトイレで済ませようとする自分の真面目さに、漆黒爆笑は1人苦笑しようとした。しかし疲労のためか顔がいうことをきかない。

漆黒爆笑(さっきの放送で流れた死亡者のスカ♀って人、教室で俺の斜め前に座ってた人だよな……)

始まりから今までの間絶えること無く緊張した状態が続いていた漆黒爆笑だったが、ほんの少し前まで同じ空間に居た人間の死はより一層彼の精神を追い詰めていた。

漆黒爆笑(とりあえず移動するか……結局、出そうと思った物も出なかったしな)

漆黒爆笑はズボンを履き直して立ち上がり、個室の扉を開けた。

漆黒爆笑(これからどうするかなぁ……)

次の行動を考えながら、音を立てないよう出口に向かって静かに歩き、ゆっくりとトイレの扉を開ける。

扉を開けると、月明かりが廊下のガラス窓から眩しい程に射し込んでおり、漆黒爆笑は思わず目を細めた。

その時ふと、視界の隅で何かが動いたような気がして、漆黒爆笑は横を向く。

そこには一枚の鏡が置いてあり、疲れ切った顔が映し出されていた。
20代中頃の男の顔とは凡そ思えない、30代とも、40代とも思える顔だ。
目の下には暗い影のように隈が出来ており、無表情が続いた為か口角は下がり切っている。顔全体は土色で覆われていた。

最早、死相が出ていると言っても過言ではない自分の顔を目の当たりにして、漆黒爆笑は消え入りそうな声で呟いた。
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[30]
2014/07/18 23:16
第16話「普通の人々@」

ーー24時00分 E-8地点ーー

カマーン}щ(∵`)щ「俺、敵と遭遇したら、この右手の相棒で相手がうんこ臭くなるまで殴ってやるんだ」

そう声を発しながら、カマーン}щ(∵`)щは宙に拳を放つ。その手にはメリケンサックがはめられていた。

株式会社ワロス「おう。顔の形変えたれ」

株式会社ワロスはその言葉に同調する。
もちろんカマーン}щ(∵`)щは本気で先程の言葉を発したのではない。
メリケンサックというものが、恐らくこの殺し合いに置いてハズレ武器であるということを理解した上での強がりだった。
株式会社ワロスもその事を察してカマーン}щ(∵`)щに合わせたのだ。

株式会社ワロスの武器はピッケルだった。メリケンサックよりも幾らか殺傷能力は高く、投げて使用すれば多少は脅威になるだろう。しかし、その場合は一度外してしまえばそれで終わりだ。したがって、これもやはり、今回の殺し合いにおいて当たりに該当する武器だとは思えなかった。

暫く2人でとりとめのない会話をしていると、前回と同じ調子で放送が流れてきた。

運営者「皆さん、お疲れさまです。
午後12時をまわりました。
定時放送の時間です」

運営者「それではまず、死亡者の名前を読み上げます。スカ♀さん、マラドウさん。うっかりカルピスさん、無印の王ゲロイムさん。以上の4名です」

運営者「次に禁止エリアを言います。1時間後、D-6。3時間後B-4、。5時間後、F-4、G-4。です。繰り返しますーー」

運営者の声が繰り返し流れる。

株式会社ワロス(武器が大して使えない者同士、特に掲示板で絡んでたわけでもないカマーン}щ(∵`)щとチームを組んだが……どの道生き残れないかもな……)
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[29]
2014/07/08 16:32
第15話 「共感」

ーー23時09分 F-2地点ーー

ゆらゆらの行為を校舎から見ている者がいた。甲である。

甲「ゆらゆらさんクック」

甲「やはり貴方とはクック気が合いますね。私たち2人で皆さんに沢山、本物のグロを見せてあげましょうね」

甲は双眼鏡を片手に持って、楽しげにそう呟いた。この双眼鏡は本来無印の王ゲロイムに配給された武器だが、甲は自分の武器である日本刀で無印の王ゲロイムを殺害した際に手に入れていた。

ーー皆さんに沢山、本物のグロを見せてあげましょうねーー

先程甲が呟いたこの言葉通り、グロテスクな物を殺し合いの参加者の目に着きやすいようにと、甲は無印の王ゲロイムの死体を解体して複数のエリアに配置していた。彼の純粋な好意である。

双眼鏡を通して、甲の目には、
脳髄が露わになり人為的に空けられた腹部の穴からはミミズが蠢いているという、悲惨な姿のれもん果汁が写し出されている。

甲もまた、ゆらゆら同様に満面の笑みを浮かべていた。

>>30


[28]
2014/07/08 16:26
生き物を人間に振り掛けたり、
口や膣等の穴に詰め込むという行為は、普段彼が愛好している「幻奇」というアダルトビデオメーカーのレーベルでよく観ることが出来る。

しかし、日常では出演者にも人権がある以上、スナッフフィルムのような暴力性の伴った映像を観ることは望めない。

ところが、ゆらゆらはそういった暴力性のあるものを観ることを望んでいた。満たされない要求は彼の心にぽかりと穴を作り出し、それは永遠に埋まることのない穴なのだと思っていた。

本来ゆらゆらは悪人ではない。
既に死亡しているれもん果汁に今の行為をしているということは、せめて苦痛がないようにという彼の無意識下の優しさの表れなのかもしれない。しかし、単純に死体に興味があったというのも事実だ。

自分が他者を殺めなければ自分が殺されてしまう。また、非日常で死と隣り合わせのこの状況で、死に関わる彼の欲望が表に出てしまうということは、必然とも言える仕方の無いことだったのかもしれない。
ゆらゆらは今、満面の笑みを浮かべて行為を続けていた。

>>29


[27]
2014/07/08 16:23
閲覧注意回

第14話「穴」

ーー23時00分 F-3地点ーー

ゆらゆらはF-3地点の校舎前に居た。

今夜は雲ひとつない澄み切った夜空。月明かりが強いため、星も見当たらない。その月もまるでゆらゆらを避けるように遠く位置しており、彼の頭上の空は深い穴底の様に黒かった。

ゆらゆらは今、れもん果汁の死体の前で屈んでいる。彼の横には大量のミミズが山のように積まれ、ウネウネと蠢いていた。

ポケットを探り、彼が普段リストカット時に使用しているナイフを取り出すと、ゆらゆらは無表情でれもん果汁の腹部をさくりと刺した。

ズブズブと刃が肉に埋れていく。
刃全体が見えなくなると、
今度は一つの穴が出来るように手首をまわして肉をえぐり取った。

赤黒い血液が湧き水のように溢れてはボタボタと流れ落ちていく。
ゆらゆらは其れには気にも留めず、新しく出来たばかりのその穴に半日かけて集めたミミズを丁寧に詰め込んだ。

>>28


[26]
2014/06/17 18:32
うっかりカルピス「もおおおお何なんだよおおおお前は!」

うっかりカルピスは接近してくる小鉄に向かって、涙と血で顔をぐちゃぐちゃにしながら子供の如く喚き散らした。

擦り切れた肌からは黄色い浸出液が出現し始め、それが肌を保護するためのものであるにも関わらず
尚更痛々しさに磨きをかからせる。

更に彼は失禁しており、ズボンが糞尿によって黒く染まっていく。
上半身は先程小鉄に撃たれた腕の血がより一層広がり、赤黒さを増していた。
その様子は最早、見る者に同情と悲哀の念を誘う程である。

うっかりカルピス「3人生き残れるんだぞ!? チーム組んだ方が生き残る確率も上がるじゃねえかッ!!!! 何考えてんだよてめえはよおおおおほ……」

そうなりながらも、
彼の頭の中は何処か冷静な部分が残っており、小鉄の神経を逆撫でしないよう無意識に暴言は避けていた。
また、言葉の端々に、
小鉄が考えを改めて仲間に入れてくれるのではという期待も窺える。

しかし小鉄は、

小鉄「コテ同士の喧嘩は面白いやろ?
それが現実での殺し合いなら、面白味も増すよな?」

トロンとした虚ろな目つきで、
ニタニタと薄ら笑いを浮かべながらそう言い、うっかりカルピスの無意識下での希望をあっさりと潰した。

小鉄「俺は好きな奴とは毎日電話してる」

そうして現状とは全く関係の無いことを呟いて、うっかりカルピスを蹴飛ばした後、執拗に彼を機関銃で撃った。

[…全文を表示する]


[25]
2014/06/17 18:30
ーー22時22分 B-6地点ーー

うっかりカルピスは赤黒く染まった右上腕部を左手で強く押さえつけながら全力で疾走していた。

うっかりカルピス「おいおいおい!
何なんだよあいつ!」

呼吸を荒くして、取り乱した様子でうっかりカルピスは前を走るマラドウに言葉を投げつけた。

マラドウ「知らんわカス!
今話しかけんじゃねぎぼほっ」

マラドウがうっかりカルピスの言葉に対して怒声で応えたその瞬間、
間隔の短い銃声と共に、彼の頭は熟し切ったトマトをアスファルトに叩きつけたかのように鮮やかに弾け飛んだ。

うっかりカルピス「なっ!?」

カルピスはそれに動揺し、足が縺れて顔面からアスファルトへと突っ込んだ。
肌がアスファルトに擦れては飛び散っていき、瑞々しいと言える程に真っ赤な血が彼の顔表面を覆う。部分部分にプツプツと白い脂肪の粒が発生しており、非常に痛々しい状態を演出していた。

やがて後方から、うっかりカルピスとマラドウが全力疾走をしていた原因であるものが近づいてくる。

小鉄「……」

>>26

[24]
2014/06/17 18:27
第13話「彼は狂っている」

ーー21時58分 D-8地点ーー

ヶコ(小鉄マジふざけんな。あきとせっかく合流出来たのに……)

ヶコはぁきたむと共に小鉄から逃げている際、今のまま逃げていたのではやがては追いつかれてしまうと考え、二手に分かれることを提案した。

二手に分かれれば、
恐らく小鉄は自分の方を狙うだろうという予想と、ヶコは体力に自信があったので1人ならば振り切ることが出来るだろうということからの判断だった。

実際、彼女の目論見通り小鉄はヶコを追うことを選び、そのまま彼女は小鉄を撒くことに成功した。

ヶコ(あき……また絶対合流しようね)

分かれる際、
ぁきたむは不安気な表情を浮かべていた。
しかし、ヶコが必ず合流することを誓うと、ぁきたむはうなずいてくれた。ヶコはその時の状況を思い出し、ぁきたむに誓ったことを心の中で再度誓う。

ヶコ(それと小鉄、お前次に会った時は迷わず殺すわ)

そうしてもう一つ、次こそは迷わずに小鉄を殺害することを決意した。

>>25

[23]
2014/06/07 17:13
ーー19時19分 A-4地点ーー

お風呂は1人、A-3、4地点に位置する部室のベンチに腰を下ろしていた。

部室内にはロッカーと部活道具の他にホワイトボードが1つ置かれており、誰かが友人とふざけて描いたのか、絵柄の違う落書きが描かれている。お風呂はそれをぼんやり眺めながら溜め息を吐いた。

お風呂「はあ……どうするかなぁ」

チームを組むという選択肢も思い付いた。
今まで掲示板を何年もやってきたのだ。その中で、多くの名無しや固定ハンドルネームたちと触れ合ってきた。しかし、仲の良い固定ハンドルネーム、というものは思い浮かばなかった。結果、お風呂は1人で行動をすることに決めた。

お風呂(つか、俺は生き残ったとして、その後どうするんだろう)

お風呂(生き残る理由を見つけないと、生き残っても無駄だよなあ)

自分が生き残る意味があるのか自体を疑問に思いながら、彼はホワイトボードの落書きを眺め続けていた。

ーー20時00分 B-1地点ーー

スカ♀はB-1地点にある体育倉庫に身を隠していた。この場所は1時間後に禁止エリアとなる。しかし彼女は、

スカ♀「スカ♀ですが、
3日間この場所にこもります」

誰に言うでも無く、淡々とした口調でそう呟く。その目には、自分の言葉を貫き通す揺るぎない決意が宿っていた。

1時間後、21時きっかりにスカ♀の首が吹き飛んだのは言うまでもない。

>>24

[22]
2014/06/07 17:10
第12話「それぞれの行動」

ーー18時22分 C-6地点 ーー

アンケートとかしぱんはC-6地点の校舎に居た。

かしぱんは非常に上機嫌な様子で、
鼻歌を口ずさみながらどんどんと廊下を進んでいく。その後ろを追いかけながら、アンケートは声を掛けた。

アンケート「よかったな、ぱんがし。サングラス戻ってきて」

かしぱん(▼ω▼)「うむ。俺の怒りは1つ消え去ったお」

かしぱん(▼ω▼)「後はもう1つ。今日が何曜日なのかが気になるお」

かしぱんは、毎週日曜日にアニメのちびまる子ちゃんを鑑賞するのが習慣となっていた。画面を通して、作中の登場人物である穂波たまえ(通称たまちゃん)に会うことが彼の楽しみの1つだった。

アンケート「ああ、ちびまる子ちゃんが観れるか気になってんのか?」

アンケート(こんな状況でテレビ番組の心配するとか、すげぇなこいつ……)

アンケートの武器はクロスボウ、かしぱんの武器はスタングレネードと、それぞれ其れ相応に使える物だった。

それに加え、普段仲の良い者とチームを組めたという安心感もあり、殺し合いに対する恐怖はあるものの2人は軽い雑談をすることが出来る程度に気を緩めていた。

アンケート「そういや生き残ったら賞金1億手に入るんだろ?」

アンケート「1億あればたまちゃんのグッズとか全部揃えられるんじゃね?」

アンケートの言葉を受けて、かしぱんは立ち止まる。勢い良く進んでいたかしぱんが突然立ち止まった事により、アンケートはつまづきそうになった。
[…全文を表示する]


[21]
2014/06/07 17:03
第11話「みんな何処に消えた?」

最近は毎日、タイトルにヶコの名前が入ったスレッドが上げられている。

誰かが荒らし目的で、過去にヶコが作成したスレッドを片っ端から上げているのだ。

名無しはいい加減それを鬱陶しく感じ、ヶコヶコ五月蝿いという旨のスレッドを作成した。

作成したばかりの自分のスレッドを見て、名無しは苦笑した。事情を知らない者がこれだけを見たのでは、何の事を指して言っているのか理解出来ないであろう。

せいぜい、スレッド作成者の近所にカエルがいて、それの鳴き声が五月蝿いのかと推測されるぐらいか。

ーーそういえば、今日はヶコ本人を見かけないな。

ヶコの名前が入ったスレッドだけが上げられていて、今日に入ってからその本人を名無しは一切見かけていなかった。

そうして、名無しはある事に気がつく。ヶコ以外の固定ハンドルネームを持つ者たちも、今日は殆んど見かけていないのだ。

掲示板にまた目を移す。ヶコの名前の入ったスレッドは既に沈み、今度は他の固定ハンドルネームたちが過去に作成したスレッドが複数上げられていた。

ーー五月蝿く感じてはいたけど、今上がってるスレを立てたコテたちがみんな消えるのはそれはそれで寂しいか。

名無しはふと、そんなことを考えた。

>>22

[20]
2014/05/31 18:58
第10話 「一服」

ーー18時00分 G-2地点ーー

定時放送の時間間近になったので、不潔女子は禁止エリアに印を付けるため筆と地図を用意していた。
時計を確認していると、6時きっかりに放送が流れてきた。

運営者「皆さんこんばんは。午後6時をまわりました。定時放送の時間です」

運営者「それではまず、死亡者の名前を読み上げます。常識人さん、れもん果汁さん。以上の2名です」

運営者「次に禁止エリアを言います。1時間後、H-2。3時間後、B-1。5時間後、C-7。です。繰り返しますーー」

運営者は余計な事は何も言わなかった。簡潔で事務的な内容の放送が繰り返し流される。

不潔女子は禁止エリアに印を付け終えると、ポケットから煙草とライターを取り出した。出発の際に運営者から渡された物だ。どうやら、連れ去られる際に手元に持っていた物は返却されるらしい。

タバコを一本咥え、一度自分の武器に目をやる。何度見ても、それはピコピコハンマーでしかなかった。

不潔女子(これじゃ、木の棒を使った方がまだましだな)

全てを受け入れ、自虐的なまでに冷静な感想が頭に浮かぶ。

煙草に火を付け、深呼吸をするようにゆっくりと息を吸った。夕暮れ時のやや薄暗くなった空間に、ぽうっと火が灯る。

ほんの一瞬だけ息を止めた後、ゆっくりと息を吐いた。煙がもくもくと立ち上がり、空の紅いバラ色に反映して夕焼け雲のようになっては儚く消えていく。

不潔女子は生き残りたいからこそ禁止エリアに印を付けた。しかし、それは無駄に終わるかもしれない。
気持ちとは裏腹に、頭の中では生き残るのは難しいだろうと考えていた。

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[19]
2014/05/30 23:11
第9話 「無邪気な悪意」

ーー 16時52分 F-3地点 ーー


ぬ/´・ω・`\「変な人。れもんって名前なのに、ザクロみたいになってるよ」

ぬは拳銃を片手に持ちながら、屈んだ姿勢で呟いた。目の前にはれもん果汁の死体が転がっている。

れもん果汁の頭の一部は吹き飛び、赤黒い色に覆われた脳髄を露出させていた。ねっとりとぬめりを帯びた血液がその表面に艶を出しており、その様子はたしかに彼の言う通りザクロのようにも見える。

ぬはれもん果汁の頭を見つめたまま更に言葉を続けた。

ぬ/´・ω・`\「それにしても初めての銃撃でよく当たったよね。この調子でいこう」

そう呟くぬの顔に後悔や罪悪感といったものは一切無い。更に言えば、これから殺し合いをすることへの戸惑いや恐怖すらも感じられなかった。

ぬ/´・ω・`\「よっこら」

小さく掛け声を出して立ち上がり、
今度はれもん果汁の横で無造作にひっくり返っていたバッグを手に取る。

ぬ/´・ω・`\「武器は何かな〜」

ふざけたように声を出しながらチャックを開け、バッグの中を探る。
中から出てきたのは、プラスチック製の玩具のブーメランだった。

ぬ/´・ω・`\「なんだよ使えないな〜」

ぬは悪態をつきながられもん果汁の頭を足で軽く小突いた。そうして、食料のパンとペットボトルを1本だけ自分のバッグに仕舞うとその場を後にした。
[…全文を表示する]


[18]
2014/05/25 08:36
常識人「やべえイライラしてきた。
叫びたい」

苛立ちは徐々に膨れ上がり、
彼がかつて図書館に寄付したという氏賀Y太の漫画のような、血の匂いを身近に感じる程の狂気が身体中に駆け巡る。

それは恐らく、桐山のように仲間を殺戮することでようやく解放される筈だった感情だ。しかし、掲示板の仲間は来なかった。殺戮の対象がいない、今この感情を解放する手立てがないのだ。
彼は堪らず叫び出してしまった。


常識人「うおおおおおおおおお
ウガーーー!」

その時、物音が近くで聞こえ、
彼は振り返る。細長い缶のような物体が目前まで迫っていた。

常識人「は?」

常識人が情けない声を洩らすのとほぼ同時に、彼は炎に包まれる。
彼は椅子から弾かれたように勢い良く離れ、絶叫しながら床に転げ回った。

そこに、一つの人影が現れる。

必死に火を消そうとしているのか、或いは、耐え難い痛みのせいか、常識人は狂ったように転げ回り続ける。そんな彼を見て、常識人の前に現れた人物が声を出した。

もんも「やばー、人間の動きじゃないね」

もんも「男は、みんなクズ。あんただけじゃなく、絶対、男は生き残らせない」

苦しみ続けている常識人を尻目に
[…全文を表示する]


[17]
2014/05/25 08:34
常識人は自分の行動が徒労に終わったことと、広い館内を歩き回ったことで疲労感を感じ、バッグを放り出して椅子に座る。

常識人「あーしかもアレだな。図書館といえば、氏賀Y太の漫画をよかれと思って児童図書館に寄付したことあったな」

常識人「あの時は
めっちゃ怒られたな……」

誰もいないことに気が緩み、常識人はいつの間にか声を出していた。

ーーカラカラカラ。

その時、静かにドアが横に開く音が鳴る。しかし、常識人は自分の声と思考にとらわれてそれに気がつかない。

常識人「大体よお、人の好意に対して普通あそこまで怒るか? あの野郎絶対ビッグリボウスキが好きなタイプだわ……」

常識人は尚も声を出し続ける。
疲労感や自分の思惑通りに事が運ばなかったことに加え、過去の気に入らない出来事も不意に思い出してしまい、
彼は次第に苛立ち始める。

>>18

[16]
2014/05/25 08:31
第8話「あの人に憧れて」

ーー 16時16分 B-8地点 ーー

常識人は図書館に居た。
出発前、この場所で落ち合おうと周囲の席の者に声をかけていたのだが、


常識人「びっくりするくらい 誰も のってこなかった」

常識人(おいおいふざけんなよ、
せっかく桐山のポジションでいこうと思ったのによ)

常識人(しかもでかい図書館だから、誰かいないか探しただけで割りと疲れちまったじゃねーか)

常識人は、舞台が学校なら図書室か図書館があるだろうと考えていた。
日頃から、バトルロワイアルに登場する桐山という人物に憧れていた彼は、桐山と同じように仲間と待ち合わせをし、待ち合わせをした者たちを殺そうと考えた。

そこで、周囲の席の者に此処で落ち合うよう呼びかけていたという訳だ。

地図を確認して実際に図書館に辿り着いた際、常識人は想像していた以上の図書館の広さに驚いた。

待ち合わせは図書館のどの位置かということまでは決めていなかったので、誰か来ていないか確認するために常識人は本棚と本棚の間や机の下まで丁寧に探した。
しかし、結果は冒頭で述べた通りだ。

>>17

[15]
2014/05/25 08:28
教室を見まわした時、絡んだことがある者や実際に会ったことがある者も見えたが、誰かとチームを組む気にはなれなかった。普段、頻繁に掲示板を利用していたからこそ、そこにいる者たちに協調性が無いということはよく理解していた。

出発前に斜め前に座っている男から、図書館で待っていると声を掛けられた。その男とは掲示板で絡んだことが殆んど無い。

普段なら、名古屋の民は知らない者と会うことも大して抵抗が無かった。

しかし、殺し合いが始まる前に、掲示板で絡んだことすら無い相手に待ち合わせを持ちかける神経は異常だと感じた。この事も、チームを組まずに1人で隠れようという考えに至った理由の1つだ。

名古屋の民(……お、ここ良さそうだな)

黙々と歩いていると、隠れるに適していそうな場所を見つける。

そこは6号館から9号館までの校舎に囲まれた回遊式のガーデンだ。
生垣によって死角が出来ている場所がまばらにあり、池に浸からなければいけないことになるが橋の下に隠れていれば見つかる可能性は低そうだった。

名古屋の民は片手に持っていた地図を広げて位置を確認する。

名古屋の民(よし、ここなら4つのエリアが隣接してるから、1つが禁止エリアになっても移動を少なめで隠れられる!)

名古屋の民は片手でガッツポーズを取る。そしてバッグからペンを取り出し、忘れないように地図に印をつけて、その場を後にした。

>>16

[14]
2014/05/25 08:24
第7話「隠れ場所」

ーー 3時28分 G-6地点 ーー

名古屋の民「……」

名古屋の民は地図を片手に、
1人無言で歩いていた。

名古屋の民は現在、G-8、H-8地点にあるグランドに向かっている。

彼女の武器は迷彩服だったので、グランドに生えている木にでものぼり、迷彩服に着替えて身を隠していれば見つかりにくいだろうという判断だった。

出発地点の近くにもグランドはあったのだが、地図中央辺りに位置し、出発地点から近いというのは何と無く人に見つかり易い気がして落ち着かないものがあった。

今向かっているグランドも、はじめは気が乗らなかった。端に位置しているその場所に、逃げ場が無いような閉塞感を感じたのだ。しかしそれは、次の作戦を思いつくことにより解決した。

その作戦とはグランドに向かう途中、隠れるのに適した場所を幾つか見つけておくというものだ。

グランドが禁止エリアに指定された時には次の隠れるに適した場所へと移動する。そこも禁止エリアに指定されれば次のエリアへ。それを繰り返しながら、
名古屋の民は殺し合いが終わるまでの間を隠れ通そうと考えていた。

>>15

[13]
2014/05/15 18:23
僅かの間喜び合っていた2人だったが、ぁきたむが何かに気がついたように昇降口に目線を向けた。ヶコもそれにつられて昇降口の方を見やる。

そこには出てきたばかりと思われる小鉄が居た。何を考えているのか、昇降口の前で静かに立っている。

ぁきたむ「ふふ、
やっぱりあいつキモいね」

ヶコ「うん……」

ぁきたむの言葉に相槌を打ち
一瞬間を置いた後

ヶコ「ねえ、今のうちにあいつ
殺しておく?」

小鉄を見ながらヶコはそう言った。

ヶコは元来の感情の起伏が激しい性格も影響してか、最初こそ動揺で頭がおかしくなりそうだった。

しかし、ぁきたむと合流したことにより冷静さを取り戻し、今となっては殺し合いに参加しても良いとまで考えていた。

ぁきたむ「気持ちはわかるけど小鉄なんか相手にしたくねぇ」

ぁきたむは鼻で笑いながら返事をした。

ヶコ「それもそうやな」

ヶコもそれに納得して笑う。

ぁきたむ「つかなんであんな所で止まってんだろ。早く消えてくれないかな」
[…全文を表示する]


[12]
2014/05/15 18:19
ヶコが昇降口から出てくると、ぁきたむはヶコの名前を呼びながら手を振った。

もしも声をかける暇もないうちに、ヶコが走って何処かへ行ってしまったらーー

そのような不安も頭によぎっていたが、ヶコは出てきた後にゆっくりと歩きながら辺りを見まわしていた。

それは恐らく、自分が待っているものだと考えて探してくれていたのだろう。
そう思うと、
ぁきたむは嬉しくてたまらなかった。

ヶコ「ハニー!」

ぁきたむ「ダーリン!」

2人は掲示板でも使っていた愛称で呼び合い、互いに強く抱擁した。

ヶコ「すぐに会えるか不安だったけど、待っててくれたんだね! ありがとう!」

ぁきたむ「当たり前だよ! こっちこそ出発の時に声かけてくれてありがとうね」

ぁきたむ「あ、あれ……」

ヶコ「ん?」

>>13

[11]
2014/05/15 18:16
第6話 「合流」

ぁきたむはヶコが出てきたら速やかに合流するため、昇降口を出てすぐの木に身を隠していた。

身を隠しているとはいっても、それは特別大きな木ではないので身体全体は隠し切れていない。当然左右背後から見ればすぐに見つけられてしまうだろう。

不安の残る場所ではあったが、これまで出てきた者は誰もこちら側には来ていない。
出発が1番最初で、そのことを確認することが出来たのは幸いだった。

また、運営者は50音順に出発して貰うという風に説明をしていた。ヶコはか行なので、恐らく出てくるのは初めの方だ。それまでの間なら見つからずに居られるだろうというのがぁきたむの見積もりだった。

ぁきたむ「……あ」

昇降口をじっと見つめていると、サングラスをして非常に嬉しそうな表情を浮かべている者が出てきた。

ぁきたむ「名前は……かしぱん?」

ぁきたむ「よし。か行だ。もう少し……」

ぁきたむは念のため、一度周りに人が居ないかを確認した後、再度昇降口を見る。
ヶコが出てきたのは
かしぱんから4人目のことだった。

>>12

[10]
2014/05/10 09:30
第5話 「出発A」

ーーうさぶー 14時09分ーー

運営者「次の方、痛リアさん」

運営者に呼ばれ、前の席に座っていた痛リアが席を立った。

うさぶー「……」

次は自分が呼ばれる番だ。
しかし、うさぶーはまだ、これからの自分の行動を決められずにいた。

コテ達が殺し合いをする
ということ自体は多少の精神的な衝撃はあるものの、まあ構わない。

ただ、問題はその殺し合いに自分が参加させられているということだ。

自分が進んで人を殺すことが出来るかというと、正直微妙だった。
誰が死のうと構わないし、生の死体を見てみたいという気もする。しかし、人を殺す勇気というのは湧いてこない。

かといって逃げ続ける
というのは難しそうだ。

最近は上半身の筋トレはたまにしてはいたが、下半身はまるでしていない。下半身の筋力だけでなく、うさぶーは体力もない。
恐らくほんの少し走っただけで息切れを起こしてしまうことだろう。

うさぶー(……武器次第かな)

武器が当たりと呼べるものであれば進んで殺し合いに参加する。
[…全文を表示する]


[9]
2014/05/10 09:27
第4話 「出発」

ーーヶコ 14時00分ーー

ヶコ(ヤバい……ヤバいヤバいヤバい)

ヶコは管理人の死体を目の当たりにして以降ひどく怯えていた。

もしも彼女の席が最前列だったのならば、ヶコは嘔吐し、泣き叫んで、最悪の場合には狂ってしまっていたかもしれない。

尤も、それが普通の人間の反応の一つでもあるのだが。

ヶコが怯えている理由は管理人の死体を見たことだけでは終わらない。

管理人の死体が袋から出てきて、室内の大半の人間が動揺していたあの時、笑みを浮かべている者や、異常な程に冷静な者の存在をヶコは確かに見た。

そうして、これは直感でしかないのだが、それらは恐怖や非日常の空間について行けず、そのような反応を示したという様子ではなかった。
奴等は間違いなくこの殺し合いにのり、躊躇なく人を殺すのだろう。

ヶコ(何か、何かしないと……)

恐怖で頭が働かず、とにかく生き残るために何かをしなければならないという焦躁感に駆られていたその時、
ぁきたむの名が呼ばれた。

ぁきたむは立ち上がり部屋の出口へと向かっていく。

反射的にヶコも立ち上がり、ぁきたむの名を呼んだ。

ヶコ「あき!」

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[8]
2014/05/04 01:18
運営者「学校内はエリア分けされていて、時間毎に禁止エリアが設けられます」

運営者「禁止エリアに入ると首輪が爆発するので注意して下さい」

運営者「禁止エリアは、1時間後、3時間後、5時間後に禁止エリアとなるエリアを、午前午後の6時と12時に行われる定時放送でお知らせします」

運営者「この定時放送では、禁止エリアの他、死亡者の名前もお知らせします」

運営者「生存者が3人以下になったら放送が流れ、殺し合い終了です」

運営者「制限時間は3日間。3日後の14時までに生存者が4人以上の場合、全員の首輪が爆発します」

運営者「生存者には賞金として1億円が用意されているので
頑張って殺し合いましょう」

運営者「以上でルール説明を終わります。何か質問はありますか?」

リクドウ「この服に
印刷されている文字は、掲示板でのコテ名という認識でいいのか?」

リクドウが落ち着いた口調で質問をする。

運営者「はい。その通りです。
皆さんには全員に、名前が印刷された服を着て貰っています」

運営者「印刷された名前はその人が普段、掲示板で使っている固定ハンドルネームです」

リクドウ「ん……わかった」

リクドウは納得したように
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[7]
2014/05/04 01:13
第3話 「ルール説明」

運営者「まず、皆さんの名前を2分おきに50音順でお呼びしますので、呼ばれたらこの部屋から出発して下さい」

運営者「出発の際にはバッグを渡します」

運営者「バッグの中には
食料、水、時計、懐中電灯、地図、筆記用具、武器が入っています」

運営者「武器は一人ひとり
内容が異なるので、出発後に確認しておくとよいでしょう」

運営者「舞台となるのは学校です。皆さんには学校内で殺し合いをして貰うわけですが、とても広い学校なので、こちらも出発後に地図で確認しておくとよいでしょう」

痛リア「……」

痛リアは運営者の言葉を聞き逃さないよう神経を集中させると同時に、他のコテたちの様子をよく観察していた。

この手の殺し合い、チームを組んで行動した方が確実に有利だ。
運営者は、武器はそれぞれ違うと言っていた。単純に考えてみても仲間を作れば良い武器を手に入れる確率が上がる。
敵に襲われた際には
危険を分散させることも出来る。

また、広い場所で行うということは、恐らく一日では終わらない。その場合、チームを組んでいれば、見張りをたてて睡眠を取ることも可能となる。

仲間を作る際、例え今まで絡んだ事の無い者だとしても、痛リアは自分を相手に信頼させる自信があった。

ただし、それは相手の精神が
「元々まとも」な場合の話だ。
殺し合いの最中で、一時的に錯乱しているのなら説得出来る。しかし、初めから狂っている者に説得は不可能だ。
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[6]
2014/05/04 01:06
無印の王ゲロイム「おいコラちょっと待てや!」

無印の王ゲロイム「それでわかると思ってんのか? わからねぇんだよ!」

無印の王ゲロイムの言葉に弾かれたように、他の者も一斉に声を発する。

純くん不潔「そ、そうだそうだ!
わかんねえよ!」

ゆとりん「てか、ここに居る奴らって皆あの掲示板のコテだよな? 管理人はどうしたんだよ」

ヤンキーマン「むしろこれ管理人のドッキリやろ

カマーン}щ(∵`)щ「はは、管理人すげえなオイ」

HONEY「ねえそれより
帰って旦那さんに夕飯作らないとだからはやく帰らせてよー」

声を出す者、愚痴を言う者、
笑い出す者まで登場し、僅かに和やかな空気が流れる。

そうして、収拾がつかないと思われるほど騒がしくなったその時、
室内に銃声が鳴り響いた。ふざけ始めていたコテ達が恐怖で凍りつく。

運営者「どなたか今、管理人がどうのと言いましたね? 」

運営者「ふふ、管理人が気になりますか?」

運営者は軽く鼻で笑ったあと

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[5]
2014/05/04 01:05
第2話「はじまり」

室内が水を打ったように静まり返る。
男たちは教壇と思わしき場所まで進むと、左右に大柄の男、中央に中肉中背の男が来るかたちで立ち止まった。
そうして、中肉中背の男が話し出す。

運営者「皆さん、おはようございます。わたくし、運営者と申します」

運営者「えー、詳しい説明の前に、皆さんならこれを聞けば今の状況を把握して貰えると思います」

ーー今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをして貰いますーー

運営者の言う通り、その言葉を受けて、ここに居るほぼ全員がこの不可思議な状況を理解しつつあった。

ある者は映画で
ある者は漫画で
ある者は小説で

あるいは、それらの創作物を一切見ていない者も、最低限の知識だけは持ち合わせていた。
それほど、ネットをしている若者にとってその言葉は有名だった。

部屋全体に緊迫した空気が流れる。それを打ち破ったのが、
無印の王ゲロイムだった。

>>6

[4]
2014/04/29 23:09
ーーアンケート ??時??分ーー

アンケート「おい。ぱんがし、ぱんがし」

アンケートは二つ前の席に仲の良い人物の名前を発見し、小さめの声でその人物の名前を呼んだ。しかし、反応が無い。
今度は少し大きめの声で呼んでみた。

アンケート「ぱんがしだよなお前? 俺だよ俺! アンケート!」

すると、今度は怒気をはらんだ声で返事が返ってきた。

かしぱん「うっせぇお!
聞こえてるんだお!」

振り向きもせず、かしぱんは怒りをあらわにした。アンケートは予想だにしていなかったその反応に動揺する。

アンケート「な、なんだよ……」

アンケート(てかこいつ、リアルでもこの口調なのか)

かしぱん「……が、無いんだお……」

アンケート「あん?」

かしぱんはアンケートの方へ振り向き、涙でグチャグチャになった顔を見せながら小さく叫んだ。

かしぱん「オレの、サングラスが、無いんだおッッッ(♯;ω;)」

アンケート「お、おう……」

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[3]
2014/04/29 23:03
ーー漆黒爆笑 ??時??分ーー

目の前の席の、桜餅という文字が印刷された服を着た女が目覚めて以来絶えず「桜餅買ってくる」「いいの?」「桜餅食べたいな」「プゥ~」などと呟いている。

漆黒爆笑はその女にまともではないという感想を抱いた。

その隣の席を見てみる。スカ♀という文字が印刷された服を着ている。
この女も何やら様子が変だ。

普通の人間なら
隣に不審者が居れば、一度は横目で見るくらいの素振りはしそうなものだ。しかしこの女はまるで無反応なのだ。

スカ♀の前の席に目を移す。そこの席の者は背後から聞こえる声が気になるのか、桜餅のことをチラチラと見ている。

中性的な顔。性別が判断し難いが、服に女装主という文字が印刷されているので恐らく男なのだろう。

部屋の中にいる何人かを見て、ここに居る者たちが普段自分が利用している掲示板の固定ハンドルネーム達なのだと気がつく。

ーー何故?
漆黒爆笑は疑問に思う。

そうして何より気になるのが、
自分をはじめこの部屋にいる者全員につけられている首輪だ。

目覚めると知らない教室
全員につけられた首輪
不可思議なこの状況に、漆黒爆笑はかつて観たとある映画を思い出し、不安に駆られて目を閉じた。

>>4

[2]
2014/04/29 23:01
第1話「それぞれの目覚め」

ーーお風呂 ??時??分ーー

あたりが静かにざわついているのを感じて目を開けた。ぼんやりとした意識のまま、目だけを動かしてあたりを見まわす。

見覚えのあるような、かつて慣れ親しんだ学校の教室のような場所。

もたれかかって眠っている者やキョロキョロと辺りを見回している者、他の席の者と会話をしている光景もチラホラ見える。

ーー学生時代の夢?

一瞬そういう風にも考えたが、
妙にリアルだ。服装も皆、同様の服を着ているものの、制服ではない。

机からゆっくり上半身を起こして、覚めきらない頭を押さえながら呟いた。

お風呂「どこだここ?」

>>3

[1]
2014/04/29 22:51
プロローグ「はじまりの前」

とある部屋の一角にある机。
その机上に置かれているパソコンに、ピンク色の画面が映し出されている。どうやら何処かの掲示板を開いているらしい。

机の目の前の椅子に座っている男がキーを操作して、幾つかのスレッドを流し見る。タグを使い、荒らし目的かと思えるほど文字が不必要に大きく表示されているスレッド、卑猥で下劣な内容のもの、逮捕されかねないような犯罪予告の数々。

それらの中の
一つのスレッドに入ってみる。
ーー罵詈雑言ーー

一度そのスレッドを出て、全スレッド数を確認する。○○○○○○件。
更新するごとに異常な速度で増え続けていくスレッドの数々。

画面から目を離し、
深くため息をつく。すると、ノックの音が部屋に鳴り響いてきた。

運営者「どうぞ」

「失礼します」

「設備、場所の確保、情報漏えい等の防止の徹底、必要物資の準備、全て完了致しました」

運営者「ご苦労様です。では、しばらく休んでいて下さい」


運営者「さてーー」

運営者は引き出しから拳銃を取り出すと、椅子からゆっくりと立ち上がり、両手両足に錠がかけられている男の側まで近付いた。

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